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アカツメグサの白花が危機に・・・。

 いつもの散歩道、川の土手にはいろいろな雑草が四季折々に面白い顔を見せています。
今は夏草が生い茂り、散歩する方達を覆い尽くすまでの繁茂ぶりです。

 横浜市は年3回ほど雑草の刈り取りを行い、綺麗な土手に仕上げています。
たぶんこの草刈が年内の最終でしょう。

 そこで困ったことがあります。
前回、『アカツメグサの白花』について、Blogにアップしたそのものも刈り取りの対象となっていることです。

 刈り取りがそこに迫ってきていますので、移植することとしました。鉢植えで管理し、来年には秘密基地に運び込み、自然界に放そうと思っています。

 それにしても何万本の中に一本あるかどうかの確率の白花のアカツメグサ。大切にしたいものです。

これは・・・透明感のある花弁にうっすらとグリーンのワンポイントがある素敵なものです。


■白花アカツメグサ

白花アカツメグサ-01


白花アカツメグサ-02


白花アカツメグサ-03
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コウヤボウキのチャームポイントは・・・。

 雑木林のコウヤボウキはやっと蕾を付け始めた頃というのに、ウチのコウヤボウキはもう花を展開し始めました。

 コウヤボウキの魅力はなんと言っても、細弁の花弁が先端でカールすることですよね。
ほんの小さな世界ですが、よく観察しますと、そのカールの可愛いこと。

 ちょっと見てください・・・ね。

■コウヤボウキ

コウヤボウキ-01

■花の後方から見る花弁のカールが好きですね。

コウヤボウキ-02


コウヤボウキ-03

■前面からの花は・・・なんだかわからない格好です。ゴチャゴチャ顔です。
 変な花としか思えませんね。(*^_^*)

コウヤボウキ-04

ツユクサが素敵なブルーを魅せます。

 ツユクサが夏の暑さから解放され、一段と元気な姿を見せています。

 ここのところの、雨続きの天気で、花弁の展開も大きくなり、一段と綺麗な色合いを魅せています。
特に、花弁に付いた梅雨の魅力も素敵ですよね。

■ツユクサ

ツユクサ-01

鮮やかなオレンジ色が目立つマルバルコウ。

 横浜では様々な侵入生物が大手を振って生育しています。

 この時期は熱帯アメリカ原産で、観賞用として江戸時代に導入されたというヒルガオ科のツル性植物 『マルバルコウ』 が憎いくらいに美しいオレンジ色を見せ付けます。

 この観賞用にと導入されたマルバルコウが野生化し、至る所に顔を出し、畑作の難敵となってきています。
抜いても、抜いても、繁茂してくるそうです。

 しかし、この時期は散歩する方達の目を楽しませ、畑作の難敵とは、ほとんど感じさせない魅力を発しています。
鮮やかなオレンジ色、夏の暑さに打ちのめされた気持ちをホッと和ませてくれます。

■マルバルコウ

マルバルコウ-01


マルバルコウ-02


マルバルコウ-03


マルバルコウ-04


マルバルコウ-05


マルバルコウ-06


 

野ブドウの実が膨らんで・・・・

 家の近くの雑木林、縁に沿って野ブドウが繁茂しています。

 近づくと、野ブドウの実が膨らんでします。
野ブドウの花も数輪咲いているのがわかります。鑑賞価値も無いようなクリーム色した小さな花です。

 5mmもないような小さな花ですが、妙に可愛い感じがします。

 あと一ヶ月もしますと、ブルーの色合いを見せる実が宝石のような美しさを見せるのでしょうね。

     楽しみです。

■野ブドウ

野ブドウ-02


野ブドウ-01


野ブドウ-03


 ※野ブドウは有毒植物です。
  野ブドウに素手で触り、その汁を手に付けたまま目をこすったりしますと失明の恐れもあるそうです。
  安易に触らないように、注意したいですね。

シオンが開花し始めましたよ。

 やはり、ブルーの花は魅力的です。
本当に知らないうちに、たくさんのブルーの花が集まってくるものです。

 このシオン(紫菀)と言う、キク科の草花は結構、背丈が高くなり、狭いところでは見栄えもしなく、窮屈そうです。
広いところでのびのびと開花させたいと思っていますが、横浜の家の庭ではそうもいきません。

 昨年、秘密基地に運び込みました。
やはり・・・広いところではのびのびと、大きく育ち、秋の装いと共に開花してくれるはずです。

 今日の画像は横浜のものです。

■シオン(紫苑)

シオン-01


シオン-02

そっくりさん・・・仙人草とボタンヅル。

 仙人草の花も好きですが、花の終わった後のヒゲのような綿毛の造形美が好きで、秘密基地で大切にしています。


 近くの雑木林の縁に仙人草と思われる花を見つけ、近づきますと、『ボタンヅル』でした。
ウチの奥さん、えっ、どうしてわかるの? と、問いかけてきました。

 ウチの奥さん結構好奇心が強く、秘密基地ではどうして? なぜ?の連発が多いので、思わずニコニコしてしまいます。
やはり・・・話の種が多いというのは面白いですね。

 で、その違いなのですが・・・・。
簡単に見分けられるのは『葉の形状』です。

センニンソウ(Clematis terniflora (キンポウゲ科))の葉は、縁がなめらかでぎざぎさがありませんが・・・
ボタンヅル( Clematis apiifolia (キンポウゲ科))の葉は、縁がギザギザです。

葉が牡丹の葉に似ているのでボタンヅルという名前が付きました。葉のふちにノコギリの歯のようなギザギザが出るのが特徴ですね。植物用語では鋸歯(きょし)と言うんです。

一方、縁がなめらかでギザギザのない葉のことを全縁(ぜんえん)と言うんですね。

こうやって見ていますと、山野草の世界はとっても面白いですね。

 もう一つの簡単な区別が・・・『山で見かけたらボタンヅルを、野で見かけたらセンニンソウを先ず頭に思い浮かべると、良い。』と、山野草の図鑑には載っています。

 なるほどと思います。


■仙人草 Clematis terniflora (キンポウゲ科)
    クレマチスの原種です。

仙人草-01


仙人草-02


仙人草-03

■仙人草の葉です。
 葉の縁にギザギザがありません。。。ね。

仙人草の葉-00


■こちらがボタンヅルです。
 画像の後方にギザギザの葉が見えますね。牡丹のような葉です、

ボタンヅル-01

■花はそっくりさんですよね。
 ボタンヅル Clematis apiifolia (キンポウゲ科)

仙人草と比べますと、花自体が ちょっとうるさい感じがしますが・・・・・。

ボタンヅル-02


ボタンヅル-03

放っておいても元気に花咲くハナトラノオ。

 秘密基地で、一番の手間いらずの花の筆頭格はなんと言っても『ハナトラノオ』です。

 秘密基地近くの方が、いらないからと言って放り出していたハナトラノオを一株頂いたのが4年ほど前のこと。
今は何十株あるのかわからないほど、増えています。

 何も手入れもしていません。法面上部で、乾燥も激しく、冬の猛烈な寒さにも耐え、もちろん肥料も水も遣りませんが・・・・。
たくさんの花をつけ、圧倒されます。

 今年はハナトラノオの最盛期に見られず、残念でしたが、横浜に数株持ち帰り、生け花として飾ります。
とても素敵なピンクの小花をたくさん付け可愛い花ですよね。


■ハナトラノオ(別名:カクトラノオ)
   状態の良いものがほとんどなかったのですが・・・・。

ハナトラノオ-03


ハナトラノオ-01


ハナトラノオ-02

山ウドの花は花火のようです。

 秘密基地では山ウドを栽培しています。
晩秋から冬、たくさんの落ち葉を集め、株元を覆い隠します。その厚さは30~40cmくらい。

 春には白く綺麗なウドが収穫できます。これがまた美味しいですよね。
ウチでは酢味噌和えが一番人気です。

ただ・・・毎年同じように収穫しますと、ウド自体が痩せ消滅してしまいますので、隔年毎に収穫するようにしています。
ですから複数株の栽培となります。

 被せた落ち葉は腐葉土として、ウドの肥料にもなり、一石二鳥ですよ。

 ウドの花は遠目で見る方が美しく、まるで線香花火でも見ているようなおもしろさがあります。
たくさんのウドの花は近くで見ますと、ちょっとうるさいようにも思えますが、結構美しいものです。


■山ウドの花

山ウドの花-01


山ウドの花-02


山ウドの花-03

タンジーの開花が始まりました。

 北欧原産のキク科のタンジーは北海道にも分布していて、エゾヨモギギクとも呼ばれています。
タンジーは殺菌・防虫効果があり、乾燥葉はハーブとして虫除けなどに使われていました。
 
 秘密基地ではガレージにぶら下げ、防虫です。

 このタンジーも放っておくと、暴力的な増殖をし、他の草花が駆逐されてしまいます。
毎年大量のタンジーを間引きしているほどです。

 そして、私の気に入らないだらしない格好がイマイチ好きになりません。
大きさが1mを優に越しますので、必ずと言って良いほど倒れてしまうのです。で、しぶとく立ち上がり花を付けます。

 コスモスのしぶとさに似ています・・・ね。


■タンジー

タンジー-01


タンジー-02


タンジー-03


タンジー-04
八ヶ岳南麓-横浜・・KITAHO World
八ヶ岳南麓での山里生活と横浜での2地域居住の中で、原種バラを中心とするガ-デニングや菜園、そしてBMW・・Pinarello Prince 好奇心を誘うものが大好きです。

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山野草を中心に、好奇心を誘うもの、ワクワクドキドキの世界をデジカメで撮り歩いています。

 
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