野バラ(原種バラ)はヒマラヤが起源とされています。恐竜時代がその時期とか。
人間のグレイトジャーニーがアフリカから始まったように、野バラもヒマラヤから、渡り鳥を中心に始まったようです。
ですから・・・野バラは北半球のみに存在し、南半球には存在しないのです。(渡り鳥は赤道を越えなかったのではないでしょうか)
長い年月を掛け、イギリスにまで到達しました。
これがスコッチローズと言われる野バラ・・・ Rosa spinosissima(ロサ スピノシシマ)または、Burnet rose と呼ばれています。
Rosa spinosissima(ロサ スピノシシマ)は夏の暑さに弱く、横浜辺りでは、いじけてしまいます。
秘密基地では八ヶ岳の南麓に位置するため、暑さはしのげるようで、少しずつですが生長しています。
Rosa spinosissima(ロサ スピノシシマ)は小さな花なのですが、香りも、その透明感あふれる花弁が素敵です。
■ Rosa spinosissima Double Pink (Burnet Double Pink)


■もう少しで全開の顔になります。 この透明感のあるピンクが可愛いですね。


■こちらは、ピンクのグラデーションが出来るタイプBicolor(ビカラー)のもの
Rosa.spinosissima bicolor



■そして白弁のもの
Rosa spinosissima Altaica 一重の清楚であって、気品のある白弁が素敵です。


スコッチローズはとっても気むずかし屋さん、でも、なだめながら栽培しますと、いい顔を見せてくれます。
こんな野バラ(原種バラ)、好きなんです。