fc2ブログ

待望の雪が・・・・・秘密基地。

 今回の冬、八ヶ岳南麓は雪も・・・もちろん雨も降らない乾燥した砂漠状態でした。
夕刻から小雨が雪へと変わり、音もなくしんしんと降り続けています。

 確かにたくさんの積雪となれば、交通障害や生活への障害が予想されます。
10cm程度の積雪なら、丁度良いと思えますがどうでしょうか?

 今夜、20時の時点ですっかり雪化粧した秘密基地となりました。
積雪は多い所で5cm程度。
明朝の雪景色が楽しみです。



■20時の雪化粧した秘密基地
20時の雪化粧した秘密基地-01


20時の雪化粧した秘密基地-02


20時の雪化粧した秘密基地-03
             

スポンサーサイト



秘密基地での葉痕探し・・・。

 葉痕には、思わず笑ってしまうような形があります。
横浜での葉痕探しは先日アップしましたが、今回は秘密基地周辺を探してみました。

 葉痕探しは、大きな葉を持つ樹木を探すことから始めると良いですね。
その葉の落ちた痕が葉痕ですから、大きな葉が肝心なのです。

 まず、センダンの葉痕、トチの葉痕、桐の葉痕、そしてニワトコの葉痕を見つけました。



■センダンの葉痕は猿の顔???
センダンの葉痕は猿の顔???


センダンの葉痕は猿の顔???

■トチの葉痕
トチの葉痕

■桐の葉痕
桐の葉痕

■ニワトコの葉痕
       ウサギの顔? それともチビちゃんの顔????
ニワトコの葉痕



  葉痕は話の種にもってこいですね。
 探していても楽しくなります。

        雑木林の中を歩く楽しさが倍増します・・・ね。





ヤシャブシの実が落ちています。

 秘密基地の近くにあるヤシャブシの木はとても大きく、10m以上にもなっています。
ですから・・・その実の撮影となると容易ではありませんが、この時期はポタポタと実が落ち、その周りの木々に引っ掛かります。

 それを狙っての撮影。

 面白い実が撮れました。



■ヤシャブシの実
ヤシャブシの実-01


ヤシャブシの実-02


ヤシャブシの実-03


ヤシャブシの実-04


秘密基地を望む・・・曲足林道。

 秘密基地から甲斐駒を望みますと、甲斐駒の前衛峰的な中山という小高い山があります。
戦国時代には武田信玄の命により、武川武家集団が砦を築いたところ。

 その中山の中腹を走る林道が曲足林道。
その辺りは700m位の標高で、八ヶ岳-秘密基地-瑞牆山・金峰山が一望できます。

 雑木林の林道ですから、のんびりと歩くにはもってこいのルートです。
秘密基地からのんびりと、3時間余りの散歩でした。



■曲足林道から望む八ヶ岳-秘密基地-瑞牆山・金峰山
八ヶ岳

■秘密基地の周りに別荘が並びます。
八ヶ岳-秘密基地-01

■秘密基地が見えますね。
秘密基地-02

■左に瑞牆山、右に金峰山が望みます。
瑞牆山・金峰山


 曲足林道はほとんどが砂利道ですが、ちょっと長い一汗かく散歩には、もってこいのルートです。
この林道の先には、平安時代の住居跡の発掘調査が進行しています。

 ここも歴史ロマンを感じさせてもらえる、面白いところですね。


 暖かくなった春先にも、またこの林道を散歩してみたいです。






春が近い・・・山里の野焼き。

 山里の風物詩とも言えそうな『野焼き』が始まりました。
地域の皆さん総出で、消防車まで繰り出して行う野焼きは、春が近いと思ってしまいます。

 彼方此方で、のろしのように煙が上がります。
もう手慣れたものです。

 斜面では上部から火を付け、下部に向かって焼いていきます。
もし下部から焼きますと、火の大きさがとてつもなく、処理できなくなります。経験から得た知恵なのでしょうね。

 いろいろな作業の中に、面白い経験から来る知恵が見られ、見ているだけで楽しくなります。



■春が近い、山里の野焼き
   消防車まで繰り出しています。
春が近い、山里の野焼き


春が近い、山里の野焼き

■火の調節の、消防車からの放水も見事。
春が近い、山里の野焼き


里山の歴史ロマン。

 全く気づきもしなかった歴史ロマン。
国道20号・台が原に入る手前に横山という小高い丘が左手に見えるところに『無名の巨塔』と言うのがあります。

 台が原地区の方達のご尽力で、2016年(平成28年)に、藪山同然だったところをきちんと整備し、先人達の壮大なる思い・神仏への信仰の偉大さを垣間見える『無名の巨塔』を再び世に見せてくれました。

 この巨大な石塔は、長坂町日野の見法寺と白州町白須の蓮照寺の住職、その門徒衆が中心となり、明治14年(1881年)の日蓮600回遠忌をめざし、五穀豊穣・国家安泰を祈念し、南無妙法蓮華経を刻まれるはずだった巨石の石塔建立事業計画を、江戸末期から明治初期にかけ、近くの中山・狐ん沢から巨大な安山岩を切り出し、見法寺に運び込もうとしたものです。

 しかし、余りにも大きな石故、この試みが明治4年(1871年)、釜無川越えが出来なく断念するという事が起こりました。
それもそのはず、ここ台が原での人手の無さ、せいぜい50人から100人止まりのことでしょう。

 この大きな石は高さ:18尺 幅 : 6尺 奥行き:5尺 推定重量:38tの代物。みんなでシュロ縄を作り、引っ張ったと聞きます。
この計画への情熱と信仰心がなければなしえない力でしょう。

 残念ながら、釜無川を越えるという難題がクリアーできず、横山という小高い丘で放置という結果に終わってしまいました。


 きれいに整備された横山では、この巨石が身延山 久遠寺方向を向くように設置されています。

 石碑からこれらの歴史ロマンを知ることとなり、100年以上もの前の、地域の情熱を垣間見ることが出来ました。
感動です。



■国道20号。横山の無名の石塔
この大きな石は高さ:18尺 幅 : 6尺 奥行き:5尺 推定重量:38tの代物。
  重機もない時代によくもまぁ・・運んだものです。丸太をそり代わりにして作業したとか。
国道20号。横山の無名の石塔-01


国道20号。横山の無名の石塔-02


国道20号。横山の無名の石塔-03

■石ノミで、美しく削り出しています。丁寧な仕事ぶりが見えます・・・ね。
国道20号。横山の無名の石塔-04


国道20号。横山の無名の石塔-05


国道20号。横山の無名の石塔-06



雪煙上がる甲斐駒ヶ岳。

 昨日の強風は、山ではすさまじいものがあったようです。
夕刻、甲斐駒を見ていますと、時折、雪煙が上がっている様子がありました。

 その強風のものすごさが垣間見え、寒さも忘れ、しばし眺めていました。



■甲斐駒に上がる雪煙
甲斐駒に上がる雪煙-01


甲斐駒に上がる雪煙-02


甲斐駒に上がる雪煙-03


ラベンダーが凍えるような寒さを、堪え忍んでいます。

 連日のマイナス気温、草花が凍えるような寒さに堪え忍んでいる姿が見えます。
特にハーブ・Lavandula angustifolia 'Long Purple'・・・ラベンダーの姿がたくましくも見えてきます。

 このラベンダーは日野春ハーブ園の育種した長い花穂を持ち、花色の優れるものです。
私の好きなハーブ故、大切に、秘密基地ののVIP席に置いています。

 そのラベンダーが哀れにも、じっと寒さに耐える姿が愛おしくなります。
しかし、その姿は紅葉も相まって、美しく、じっと魅入ります。


■Lavandula angustifolia 'Long Purple'の寒さに耐える姿
Lavandula angustifolia 'Long Purple'の寒さに耐える姿-01


Lavandula angustifolia 'Long Purple'の寒さに耐える姿-02


Lavandula angustifolia 'Long Purple'の寒さに耐える姿-03


Lavandula angustifolia 'Long Purple'の寒さに耐える姿-04


Lavandula angustifolia 'Long Purple'の寒さに耐える姿-05


原種バラ・キフツゲートの剪定は・・・・。

 原種バラ・キフツゲート( Rosa filipes 'Kiftsgate' )
このバラは面白いことに、イギリスのコッツウォルズにある庭園『キフツゲート・コート』で発見された原種バラです。

 本来は中国の原種バラなのですが、プラントハンターによりイギリスに運ばれ、1954年、グラハム・トーマス(G,Thomas)氏がその庭園の名前をそのまま品種名として命名したものです。

 秘密基地で、栽培している(06/05-2018の状態)のですが、よくわからないバラの特性です。
まず、開花するには大きく育ちませんと何年も花を見ることが出来ないバラです。

 鉢植えでちまちま栽培する代物ではありません。
また、大きくなったからと言って、巷(ちまた)のつるバラのような剪定をしますと、花が付きにくくなるのです。

 秘密基地のRosa filipes 'Kiftsgate'はすでに8m越えの伸長を見せ、剪定の試行錯誤が続きます。なるべく、枝先を剪定しないように、古い枝と新しい枝の更新を行う程度の剪定作業としています。

 今年の開花が待ち遠しいです。
この作業で、いっぱい花が付きますと、Rosa filipes 'Kiftsgate'の剪定作業の善し悪しがわかるのですが・・・・・。


■Rosa filipes 'Kiftsgate'の状態
Rosa filipes 'Kiftsgate'の状態-01


Rosa filipes 'Kiftsgate'の状態-02

■伸長力はすさまじいものがあります。
Rosa filipes 'Kiftsgate'の状態-03


Rosa filipes 'Kiftsgate'の状態-04

■Rosa filipes 'Kiftsgate'の枝先はなるべく剪定しないように、そのままの状態です。
Rosa filipes 'Kiftsgate'の状態-05

可哀想な Ornithogalum umbellatum 。

 秘密基地近くには新たに3棟の別荘ができあがりました。
だんだん賑やかになります。

 喜んで良いのか???

 悲しいことは、雑木の伐採やら道路整備で、路肩がぐちゃぐちゃ。
しっかりとした道路になるので、喜んで良いのか・・・な?

 今日、今まで気がつかなかった道路の路肩、土が削られ、盛られ、そこにあった植物が根と共に露(あら)わになっています。
春には白い星形の花を楽しんでいました『Ornithogalum umbellatum(オオアマナ)』も掘り起こされてしまっています。

 それでも、この寒さにめげず、芽を出し、伸びようとしています。
余りにも可哀想に思い、そっと30株ほど持ち帰りました。

 もちろん・・・・秘密基地の庭に、丁寧に植え込んでやり、落ち葉をかけてあげました。
暖かくなりましたら、きっと数輪は開花してくれるものと信じています。


■ユリ科 Ornithogalum umbellatum(オオアマナ)の可哀想な発芽。
黄色の部分がつりの中にあったのでしょうね。最低気温-5℃の世界ですけど、頑張って伸びようとしていますね。
Ornithogalum umbellatum(オオアマナ)の可哀想な発芽。-01


Ornithogalum umbellatum(オオアマナ)の可哀想な発芽。-02


Ornithogalum umbellatum(オオアマナ)の可哀想な発芽。-03


     秘密基地の庭に、しっかりと植え込みました。
    もう少しの辛抱ですよね。暖かな春に、可愛い花を咲かせてください・・・ね。

 このOrnithogalum umbellatum(オオアマナ)は『ベツレヘムの星』という別名があるのです。
話の種にはもってこいの、球根植物です。


八ヶ岳南麓-横浜・・KITAHO World
八ヶ岳南麓での山里生活と横浜での2地域居住の中で、原種バラを中心とするガ-デニングや菜園、そしてBMW・・Pinarello Prince 好奇心を誘うものが大好きです。

KITAHO

Author:KITAHO
山野草を中心に、好奇心を誘うもの、ワクワクドキドキの世界をデジカメで撮り歩いています。

 
Copyright © 八ヶ岳南麓-横浜・・・KITAHO World。 All Rights Reserved

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
カテゴリー
カレンダー
12 | 2019/01 | 02
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
月別アーカイブ
KITAHO-Gallery
ちょっと・・・、 覗いていきませんか?       私の写真集です。(*^_^*)
RSSフィード
リンク
ブログ記事の検索
過去記事の内容が確認出来ますよ。
八ヶ岳南麓-横浜・・KITAHO World・訪問者数