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好奇心を誘う原種ラン・・・シルホペタラム ロンギフローラム。

 ニューギニアなどの熱帯地域に自生するシルホペタラム ロンギフローラム(Cirrhopetalum longiflorum ‘Tokyo’BM/JOGA)が好奇心を誘うような、面白い花を付けています。

 たくさんの花を輪状に付け、一つの集合花を形作っています。
その一つ一つには、面白い仕掛けがしてあります。

 ランは虫媒花(虫によって受粉が行われます。)ですので、虫を誘う仕掛けが面白いのです。
ドーサルと呼ばれる花の上部に、黒い一本のアンテナを付け、それが風に揺れることにより、虫をおびき寄せているようです。

 とにかく奇妙な花で、何時までも見飽きないものです。

 温室内の植物で、お気に入りのシルホペタラム ロンギフローラム(Cirrhopetalum longiflorum ‘Tokyo’BM/JOGA)。
今は、Cirrhopetalumと言うのが、バルボフィラムBulbophyllum属へまとめられているようですね。

 研究が進みますと、花の名前もどんどんと変わって行くようです。


■シルホペタラム ロンギフローラム(Cirrhopetalum longiflorum ‘Tokyo’BM/JOGA)。
シルホペタラム ロンギフローラム(Cirrhopetalum longiflorum ‘Tokyo’BM/JOGA)。


シルホペタラム ロンギフローラム(Cirrhopetalum longiflorum ‘Tokyo’BM/JOGA)。


シルホペタラム ロンギフローラム(Cirrhopetalum longiflorum ‘Tokyo’BM/JOGA)。

■このドーサルという花の上部に見えるアンテナ状のものが、ゆらゆらと揺れるのです。
  そこに虫がおびき寄せられるのですけど・・・食虫植物ではありませんよ。
シルホペタラム ロンギフローラム(Cirrhopetalum longiflorum ‘Tokyo’BM/JOGA)。


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レモンユーカリに付く水滴。

 庭に、鉢植えのレモンユーカリ(フトモモ科、Eucalyptus citriodora)があります。
葉が風に揺れますと、爽やかなレモンの香りが漂い、とても爽やかに感じさせてもらえます。

 このじめじめした空気の中では、すてきな空間を作り出してくれます。
その香りの元となるのが、葉についたトゲのような短い毛。

 雨降りの日には、その毛を中心に小さなコロコロとした水滴が、葉の中で踊るようです。


■レモンユーカリに付いたコロコロの水滴。
レモンユーカリに付いたコロコロの水滴。


レモンユーカリに付いたコロコロの水滴。


レモンユーカリに付いたコロコロの水滴。


レモンユーカリに付いたコロコロの水滴。

■このトゲトゲみたいな毛は柔らかく、さわり心地が良いですよ。触れば、レモンの香り・・・・。
  水滴もコロコロです。
レモンユーカリに付いたコロコロの水滴。




 

チダケサシの存在感が凄い。

 ユキノシタ科のチダケサシ (Astilbe microphylla)のピンク色が緑の濃くなった雑木林の輪縁にその存在感を見せ付けます。

 雑木林の脇に広がる田んぼの畦、その畦に沿って湿った溝があり、その中にチダケサシが生育しています。
そのチダケサシのたった一株なのですが、ピンクの花穂が、何とも色鮮やかに、その存在感をアピールしています。


■ ユキノシタ科のチダケサシ (Astilbe microphylla)
ユキノシタ科のチダケサシ (Astilbe microphylla)


ユキノシタ科のチダケサシ (Astilbe microphylla)



ユキノシタ科のチダケサシ (Astilbe microphylla)


ユキノシタ科のチダケサシ (Astilbe microphylla)


ベルガモット・・・一輪だけ開花。

 秘密基地の庭でのベルガモットは恐ろしくなるほどの増え方をしています。
地下茎やらこぼれ種等で、どんどん増えてくれます。

 横浜の庭では、そういうことを恐れ、プランターでの栽培となっています。
2年もすれば、プランターはギューギュー詰め。

 嬉しいやら困ったやらで、複雑です。
そのギューギューのプランター内で、一輪だけ、早々と開花しだしています。



■Monarda didyma (Bergamot) シソ科 ・・・ピンク花です。
 北アメリカのケベックからミシガンに分布している多年草です。
また、ネイティブアメリカンに古くから伝わる伝統的なハーブです。
         抗ウイルス、殺菌作用をもち、香りには消臭や安眠効果もあります。
Monarda didyma (Bergamot) シソ科 ・・・ピンク花です。


Monarda didyma (Bergamot) シソ科 ・・・ピンク花です。


Monarda didyma (Bergamot) シソ科 ・・・ピンク花です。


Monarda didyma (Bergamot) シソ科 ・・・ピンク花です。


秘密基地のルリトラノオ。

 クガイソウとルリトラのはそっくりさん。
見た目では区別が付きません。

 見慣れてきますと、葉の付き方が違うことに気づきます。
4~6枚の輪生する葉が層をなして茎についています。それが・・・クガイソウ。

 そして、対生する2枚の葉が連なるのが・・・ルリトラノオですね。

いずれも、瑠璃色の素敵な彩りを見せ、大好きなものです。



■オオバコ科 ルリトラノオ (学名:Pseudolysimachion)
ルリトラノオ(Pseudolysimachion subsessile )


ルリトラノオ(Pseudolysimachion subsessile )


ルリトラノオ(Pseudolysimachion subsessile )


可愛いコマツナギが顔を出します。

 マメ科のコナツナギ(学名 : Indigofera pseudotinctoria)。
萩のような花を付けています。ピンクの小花はマメ科独特の顔を持っています・・・。
雑木林の縁、路傍の片隅に鎮座していました。

 
 このコマツナギ、漢方では花や若葉を食用とするほか、全草を乾燥させ、煎じて消化不良などに用いているそうですね。


■コマツナギの花
コマツナギの花


コマツナギの花


コマツナギの花


コマツナギの花


週明けは半夏生。

 半夏生・・・・夏至から11日目。太陽暦では7月2日ごろですね。

 季節の変わり目として、農作業の目安となる半夏生です。
植物にも、同じ名前のものがあり、ドクダミ科の花ですね。


 ハンゲショウ(Saururus chinensis)は別名、カタシログサとも呼ばれ、この時期に葉の一部の白変化が好奇心を誘います。


■ハンゲショウの白変化
ハンゲショウの白変化


ハンゲショウの白変化


ハンゲショウの白変化

■ハンゲショウの花・・・小さな花が房咲きとなっています。
ハンゲショウの花


早くも・・・黄花ツリフネソウの開花。

 黄花ツリフネソウが姿を現しますと・・・・夏が来たなぁ・・と、感じます。
この時期に、黄花ツリフネソウの開花に出会うという事に違和感さえ覚えますが・・・。

 可愛い顔して、風に揺れる姿を見てしまいますと、得した気分。
都合よく考えてしまう自分に、笑ってしまいますね。


■早くも・・・黄花ツリフネソウの開花。
早くも・・・黄花ツリフネソウの開花。


早くも・・・黄花ツリフネソウの開花。


早くも・・・黄花ツリフネソウの開花。


早くも・・・黄花ツリフネソウの開花。


早くも・・・黄花ツリフネソウの開花。


ヒヨドリバナの開花がもうすぐ。

 『ヒヨドリが、山から下りてきて鳴くころに、花が咲くことからついた名前』ということらしいのですが、ヒヨドリはいつでも鳴いているように見えます・・・ね。???

 春、サクラの花を荒らすのも、初夏、ヤマモモの実を漁りに来るのも、ヒヨドリ。いつもワイワイやっていますが・・・・。
キク科のヒヨドリバナ、そのネーミングがよくわかりません。

 ヒヨドリバナは、しっかりとした花弁を持つのではなく、短い線状のものをいっぱいに出してきます。
素朴で、可憐さはないものの、好奇心を誘うような花です。

 もうすぐ開花になりそうなヒヨドリバナを見つけました。



■ヒヨドリバナ・・・キク科 Eupatorium chinense
ヒヨドリバナ・・・キク科 Eupatorium chinense


ヒヨドリバナ・・・キク科 Eupatorium chinense


ヒヨドリバナ・・・キク科 Eupatorium chinense


オカトラノオの開花が始まりましたね。

 横浜に戻りました。
今日は、天気の崩れる前に、雑木林のオカトラノオの開花を撮ろうと出かけてみました。

 秘密基地界隈(八ヶ岳南麓)では、まだまだオカトラノオの蕾が堅く、開花の姿を見ることもありませんでした。


 いつもの場所に行きましたところ、オカトラノオの姿が見えません。
うう~ん、どうしたんだろう????

 篠竹が繁茂し、オカトラノオをカバーしてしまっています。
開花するどころではなく、オカトラノオの株自体、消滅の危機を迎えていました。

 仕方なく、いろいろ探して回りますと、田んぼのあぜ道の脇・・・法面にたくさんのオカトラノオを見つけました。
一安心なのですが、以前の秘密の場所が心配になりました。


 気を取り直し、デジカメを取り出し、そっと撮影してきました。



■オカトラノオ(サクラソウ科オカトラノオ属の多年草。)の開花の始まり。
オカトラノオ(サクラソウ科オカトラノオ属の多年草。)の開花の始まり。


オカトラノオ(サクラソウ科オカトラノオ属の多年草。)の開花の始まり。


オカトラノオ(サクラソウ科オカトラノオ属の多年草。)の開花の始まり。


オカトラノオ(サクラソウ科オカトラノオ属の多年草。)の開花の始まり。

■オカトラノオ(サクラソウ科オカトラノオ属の多年草。) この小さな世界が好き。
オカトラノオ(サクラソウ科オカトラノオ属の多年草。)の開花の始まり。


オカトラノオ(サクラソウ科オカトラノオ属の多年草。)の開花の始まり。


八ヶ岳南麓-横浜・・KITAHO World
八ヶ岳南麓での山里生活と横浜での2地域居住の中で、原種バラを中心とするガ-デニングや菜園、そしてBMW・・Pinarello Prince 好奇心を誘うものが大好きです。

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